ハワイ語で「太陽の家」の意味をもつハレアカラの山頂では、雲海の中でくつろぐ、美しい太陽の姿を見ることができます。
ここは、国立歴史公園。島に2つある休火山(世界最大)のうちのひとつ、ハレアカラは海抜10,000フィート(3000m)の山です。
伝説によると、半神半人のマウイは、母親が太陽があまりにも早く通り過ぎてしまうと愚痴をこぼしているのを聞いて、ハレアカラ山頂で上ってくる太陽の脚をロープで捕まえ、もっとゆっくり進むように説得しました。それに了承した太陽はゆっくりと進むようになり、昼が長くなったといわれています。
私たちが午前、五時過ぎに着いた時は、真っ暗。「さむーい」こんな感じでした。
そして六時半ごろ日が上がりました。
朝日と同時に、マウイの原住民の方が大きな声で歌を歌ってくれました。とても感動できでした。まるで私たちは雲の上にいてそこから朝日を眺めているようでした。
人もたくさんいました。
周りが明るくなると、山頂のクレーターも見えてきます。
山頂のクレーターは直径10マイル(16km)以上あり、月面を思わせる不毛の風景と点々とする燃え尽きたコーン(円錐の岩)は心に染みる入る美しく、感動です。映画『2001年宇宙の旅』の撮影にも使用されました。
いくつもの噴石丘が盛り上がり、砂の波紋が残る赤土の大地は、月面を彷彿させるスケール。NASAの月面着陸訓練も行われました。
けんちゃん、パパと、歩いて十分くらいの高台に上がりました。
クエーターの中の直線上を歩いている人たちが見えますか?
山頂付近では、ハレアカラとハワイ島マウナケア、そして、ヒマラヤにしか生息しないという「シルバーソード(銀剣草)」を目にすることができます。20~30年に一度だけ小さな紫色の花を咲かせて枯れていくという大変珍しい高山植物があると聞きましたが、注意していませんでした。
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