2021年6月21日月曜日

国立公園17日の旅:15日目 Part 1「メサ・ヴェルデ国立公園 Mesa Verde NP」

8時出発!2時間のドライブでこちらに。

今日の目的地はこちら メサ• ヴェルデ(スペイン語メサ=緑、ヴェルデ=台地)国立公園 

世界遺産にも登録されている古代プロブロ インディアンのアナサジ族の残した段崖をくり抜いた集落遺跡群。西暦1150-1300(日本の鎌倉時代の頃)です。14世紀前半、この周辺に30万人ほどの先住民族が暮らしていました。しかし、14世紀後半、忽然と姿を消してしまいました。異常気象による干ばつか、敵から身を守るためなのか、理由はいまだ明らかになっていません。 

      ハイウエイ191から見る ウイルソンアーチ

到着しました。下の写真は、スプリートリーハウスの遺跡。
国立公園の職員がやってくれる「ツワーに参加するのが一番」と言われていますが、コロナのためツワーの回数が少ないこと、そして、コロナ後に国立公園はどこもあふれんばかりの人。ツワーは3ヶ月先まで売り切れ。 ビジターセンターでポイントを教えていただき、回ることにしました。
まずは、Far View Area 遺跡。人口も多く、200年間くらい栄えたそうです。周辺には50ほどの集落が散在。

しかし、地上の10緒後は岩洞窟住居より時代が古い。雨量の変化で地上では十分な生活水を確保できなくなり、岩窟住居へ移ったと考えられている。

けんちゃん、こんな「石」を見つけて。「食器か何かのかけらかもしれない。持ち帰らないように」と。職員の人に言われました。
次は、スプルースツリーハウス(Spruce Tree house)。
最も保存状態のいい集落。1211-1278年に建てられて130の部屋と8つのキバ(Kiva:円形の建物。美織や社交の場として、使われた公共施設だそう)
こんなことを看板から読んでいると、ツワーでこの中を歩いてみたくなりました。
この周りを歩くトレイルもありますが、暑いので、私たちは車で回りました。
キバは近くで見るとこんな感じ。この、真ん中で火を焚いて、セレモニーなどに使ったそうです。
スクエアタワーハウス(Square Tower House) では、こんな住居跡の展示もありました。残念ながら、ミュージアムはしまっていましたが。

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